こんにちは、honoです。
自分はITの専門学校を卒業して、エンジニアとして会社員を数年経た後、現在フリーランスで活動しています。
専門学校からITやってたんだから最初から向いてたんでしょ?って時々言われます。
でも自分、入学して3ヶ月くらいはテストで6点取る人間でした。
補習クラスで集まった人間のかったるさたるや。
それがある時からメキメキ成長して2年目にはクラス1位、現在はフリーで幸せにやっていけるようになったのは、この学校で出会った先生の教えがあったからでした。
過去自分はこんなこと思ってました。
- プログラミングって普通の人には理解不能
- 社会人になったけど実務のプログラム解析不可、コーディングも無理
- ITできるのは、もはや才能
まあ今もうっすら思ってますけど、今はそれなりにやれてるんで、自分のエンジニア人生のベースになっている考え方を共有したいと思います。
こんな方に読んでほしいです。
エンジニアを目指そうとしてるけどくじけそうな人
エンジニア向いていないと思ってる人
エンジニア業ついていけなくてもうやめたい人
最初にぶつかった“考え方の壁”
ITの世界って、今までの義務教育で勉強してきた根本的な考え方をぶっ壊してくるときありますよね。
専門学校でまず衝撃受けたのが、
「abc = efg」
これはイコールじゃなくて、右を左の箱に入れる、って考える。
と言われた時でした。
「え?イコールじゃないの?」
数学なら左右同じって意味なのに、プログラムだと違うのかと。
右のものを左の箱に入れる、それが代入
そう教えられたけど(何その考え方..そもそも箱ってなんや)、最初はモヤモヤしました。
そういったモヤモヤ経験って、勉強してるとたくさんあると思います。
例えば、
「簡単なHTMLパーツを置いて、サーバから情報を取得してきてそれを画面に表示する」
っていう授業を受けたときでした。
「これ…一体何になるの?」
って思ったんですよね。
人に見せても「なにコレ」って言われそうな見た目だし、
自分でも完成して何が嬉しいのかよくわからない。
でも、先生が言ってました。
「小さなパーツが組み合わさって、初めて世の中に出てるサービスになる」
ログイン画面だったら、
入力フォーム作って、
ボタン押したらサーバに問い合わせて、
DBでアカウント照合して、
結果返して、
次の画面に飛ばして…って
普段使ってる便利なものも、全部その積み重ねなんだな
と、気づきました。
最初は「何これ?」ってなるけど、
「目の前の集大成が、世に出てるサービスなんだ」って思えると、
急に手を動かすのが楽になった。
ちゃんと意味ある事を勉強してるんだなって。
こんな風に、
最初は誰でも「???」ってなるものでも
「プログラムってそういうものなんだ」
って頭を切り替えられれば、慣れていくものだと思ってます。
向いてないんじゃなくて、最初はみんな慣れてないだけ。
そして安心してほしい。
世の中エンジニアとして働いている人も、すべてを理解しきってる人は少ないんだと。
知らないとできないことはあるから勉強するけど、
なんかよくわからんけど動いた、そういうことはよくあります。
もし「考え方」に馴染めそうなら、あなたはエンジニア向いてる
「abc = efgは右を左の箱に入れる」
「目の前の意味不明な勉強もいつか形としてサービスになる」
こういったことを
「あー、そういうもんか」
って受け入れられたなら、
あなたはエンジニアに向いてます。
まだ早まらなくて良い!
まとめ
エンジニア向いてない…って悩む気持ち、すごくわかります。
自分も社会人になって3年ぐらいそう思ってたので。
別業種行こうかなとか考えてました。
でも、「考え方」に慣れたら、ぐっとラクになります。
「向いてないんじゃなくて、まだ慣れてないだけ」
そう思って、少し肩の力を抜いてみてください。
おまけ
もし「やっぱ向いてるかも?」って思えたら、自分の市場価値知るの楽しいです。
例えば、
「とりあえず市場価値だけ知りたい」
「今すぐ転職じゃなくても、オファー来たら考えたる」
くらいの気持ちで登録してるエンジニアも多いので、気楽にチェックしてみてください。
不幸な目にあうエンジニアが減りますように。